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雑穀について

弊社では、近年見直され始めている「雑穀」の皮剥き製品の開発に努めております。
「ハト麦、ヒエ、アワ、キビ、えん麦、そば」等の脱皮・皮剥きを考えておられるお客様は是非ともご相談下さい。

既に弊社製品で作業されている方もおられますので、まずはお話からでも承ります。
お客様の考えておられる「雑穀」にお役に立てるかもしれません。

・雑穀の脱皮例 (材料 → 脱皮後(1回通し))

※写真は一例です。材料や運転条件により、結果は異なります。

FC2Rによる雑穀の脱皮

FC2Rは摺り落としタイプの小型もみすり機です。
脱皮及び殻の選別ができます。

シンプルな構造で扱いやすく、少量の雑穀を脱皮するのに最適です。
選別内部はワンタッチで開けることが出来る為、掃除も楽に行えます。

※他機種での脱皮については、お問い合わせください。
(高能率タイプをご所望の場合等)

FC2Rの脱ぷファン回転数

脱皮率、割粒率は、脱ぷファンの回転数によって変動します。
主軸プーリの調整により、回転数を3200~3900rpmの範囲内で変更することができます。
標準回転数は3500rpmです。

[回転数を上げると…]
脱皮率は高くなります。割粒は増加します。

[回転数を下げると…]
脱皮率は低くなります。割粒は減少します。

ソバ用オプション部品

モータプーリとVベルトを、
ソバ用オプション部品に交換すれば回転数をさらに落とすことができます。
割れやすいソバの脱皮にご使用ください。

  モータプーリ Vベルト 回転数
50Hz地区 M101 M28 2650~3250rpm
60Hz地区 M89 M27 2800~3450rpm

供給量の調節

供給量を調節できます。
供給量は少なめにした方が、脱皮率が高くなります。

雑穀別脱皮のポイント 【 ソバ 】

ソバの皮は剥けにくく、一回通しの脱皮率は50~60%程度(※1)である為、
すべての皮を剥くには何度か機械に通す必要があります。
またソバは割れ易いため、なるべく割らずにすべての殻を剥くには粒揃えを行う必要があります。
粒揃えによる脱皮作業は、以下の様になります。
※1…作柄、品種、粒の大きさ、乾燥等によって変動します。

① パンチ網やふるい網を使用してソバの粒径を揃えます。(粒揃え)
② 粒揃えしたソバを脱皮します。
③ 脱皮後に網で選別すると、剥けたソバと、まだ剥けていない殻付ソバを分けることができます
④ 殻付ソバのみを再度脱皮します。(これを繰り返します。)

ソバは脱ぷファンの回転数による影響を受けやすい穀物です。
お客様がお求めの材料条件に合わせて回転数を調整してください。

ハトムギ脱皮機 SYH15R

・ハトムギの脱皮、選別が一台で行えます。

・粒の形状や大きさに左右されない安定した脱皮が可能です。

・選別状況がひと目でわかる為、調整が簡単に行えます。

・シンプルな構造でメンテナンスが楽に行えます。

型式 SYH15R
所要動力 三相1.5kW/200V
全長×全幅×全高 1526 mm × 1037 mm × 1163 mm
重量 195 kg
選別板枚数 2 枚
能率 ~ 350 kg/h
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